本日も感想文

読んだこと、観たこと、聴いたことの覚え書き

おしゃれはほどほどでいい 野宮真貴

野宮真貴さんが好きです。学生の頃、ピチカートファイブが大好きで、その3代目のヴォーカルをしていた野宮真貴さんも大好きでした。おしゃれで、個性的で、歌声がすごく可愛くて。他の人が真似できないファッションが格好良くて、こんな人になりたい!と憧れたものです。

それからもずっと、本当にオシャレで素敵。今も57歳になられたというのに、変わらず輝いていて、憧れの女性です。そんな野宮真貴さんの新しい本。これがまたオシャレだったんです。

 

 著書の意図は?

野宮さんはよく質問されるそうです。「美しく健康で、おしゃれでいるために、野宮さんが続けていることはなんですか?」と。その時「別に何も」と答えるそうなんですが(これって女優さんも同じこと言いますよね)、野宮さん曰く「何もしていないわけじゃなく、特別なことは何もってことじゃないか」と思われたそうです。「特別じゃない何か」を続けているのでは、と考えた野宮さんが、誰でもできる普通のことを伝えよう、と思ったそうです。

 

 超個人的感想

紹介することを全てやる必要はない、と書いてあったので、ずいぶん心が軽くなりました。「ほどほどにやってみる」ぐらいでいいよと野宮さん本人が言ってくれているので。

ところが、いざ読んでみると、野宮さんは基本的に「超おしゃれ」なので、元々おしゃれじゃない人間には随分とハードルが高いものもありました。「いくつになってもハイヒールをあきらめないで!」とあったのですが、ハイヒールはここ3年ほど履いておりません。自分にぴったりと合うハイヒールを探すのも大変なら、「これは合う!」と思って買ったのに、実際履いてみたら1時間で足が痛くなっちゃって、高かったのに2回ぐらいしか履いてない、とか超あるあるだと思うんですけど。

それからターバンもなかなか手が出ないのではないかと。帽子は好きですが、ターバンやスカーフを頭に巻くとか、そんなの女優さんぐらいしか見たことないので、自分に置き換えるのはハードルが高いです。高すぎます。そしてレースや透ける素材の手袋。私は今まで、冬の寒い時期意外にレースの手袋をしている人って、海外の映画ぐらいでしか見たことがないような気も…。さらに、アンサンブルを同時に2つ買うとか、合うものを見つけるのが難しい靴こそいいものを、というのも金額的に厳しいかと。そうですよね、おしゃれにはお金がかかるんですよね。

だけど、真似できることや共感できるところもたくさんありました。野宮さんは料理があまり好きではないそうで、一汁一菜にたどり着いたとか、断捨離ができないとか、いつも同じ服でいいとか。一緒だ!と思っただけで嬉しくなります「年齢は超越することにしました」とか、「早めにおしゃれな老眼鏡をみつけよう」とか、「第二の青春時期を楽しもう」といった、年齢を重ねたからこそ出てくる言葉にも、芸能人も一緒なんだなあと親近感がわきます。

そして、何よりも野宮さんの考え方が素敵!おしゃれに興味がないならそれでもいいし、おしゃれはモノマネでいい。おしゃれも楽で続く方法を。無難な方を選ぶんじゃなくて、自分の直感を信じる。先に笑えば脳が楽しいと勘違いするから笑ったほうがいいし、褒め言葉はケチらずに素直に伝える。

おしゃれすぎて真似できないところもあるけど、真似したいところも本当にいっぱいでした。やっぱり野宮さんは素敵だなあと本を読んで改めて思いました。

 

 印象に残ったのはこちら

  • いざという時には黒に頼る
  • 白がいつも助けてくれる(レフ版になるらしい)
  • 真似することは学ぶこと
  • 「好き」は最強のおしゃれのルール
  • 褒められた服は似合う服
  • 気に入ったら色違いで揃える
  • 究極は毎日同じコーディネートでもいい
  • 自分の好きなものを貫けば、その人だけの個性になる
  • 高価な服でなくていい。清潔な服を着る。
  • 加齢に抗うのではなく、受け入れるのでもなく、超越する
  • 時短メイクが好き
  • 憧れは、おしゃれの原動力

 

オススメするのはこんな人

  • 野宮真貴さんが好きな人
  • いくつになってもおしゃれでいたい人
  • どうしたらおしゃれになれるのか分からない人
  • 歳をとることに抵抗がある人

野宮さんが好きな人は是非!それからいくつになっても、おしゃれでいたい!と思う方は、年齢との兼ね合いも考えたりすると思うので、野宮さんの考え方はとても参考になります。また、おしゃれって何?という人も。おしゃれってハードルが高いし、どうしたりいのか分からない!という時は、この本に書いてあるピン!ときたものを、まず真似してみたら、おしゃれに一歩近づける気がします。

 

 個人的満足度★★★★☆

野宮真貴さん好きなので個人的満足度は高めです。ただ野宮さん自身がおしゃれ番長なので「これはおしゃれ過ぎて、実践できないかも」と思ったり、金額的に真似するのが厳しいところもあるので星4つで。だけど野宮さんの考え方は本当に憧れますし、おしゃれの心構えとか、できるところだけでも真似したら、今より少しはおしゃれになれるのかなと思わせてくれる、素敵な本でした。

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