本日も感想文

読んだこと、観たこと、聴いたことの覚え書き

女の運命は髪で変わる  佐藤友美

「髪型が富の証拠になる」と読んでから、髪の毛についての真実を知りたくて、本屋を探しました。そしたらあったんです。「女の運命は髪で変わる」。これはヘアスタイルが年収に関係するということも、あながち間違っていないのかも。ということで読んでみました。

 

ざっくりなあらすじ

  • 髪はほぼ、顔
  • 髪はほぼ、人格
  • 髪はほぼ、色気
  • 髪はほぼ、年齢
  • 髪はほぼ、生命力


著書の意図は?

著者の佐藤さんは、美容師さんかと思っていたら違っていました。ファッション誌やヘアカタログの「髪を変えて変身する企画」を40000人も担当された方でした。しかも一人50〜200の写真を撮影し、その中から最適なものを選ぶお仕事をされているそうです。すごい数。そこで髪型が印象を変える例をたくさん見てきたそうで、この本を書かれたそうです。思っている以上に、髪の毛の威力はすごいみたい。 

 

超個人的感想

「髪はほぼ顔」。印象は顔で決まると思いがちだけど、確かに正面から人に見られることって、意外少ないんですよね。後ろ姿とか横顔とか斜め45度とか、人はほぼ髪の毛を見ている…なるほど。そしてブスでも髪の毛は100点を取れると…なるほど。品格は後頭部に出るので盛れ!美髪とはツヤ髪のことだからケアをしっかり!と、私には耳の痛いことも書かれていました。服装やメイクほど髪に気を使ってなかったなーと反省。

それから、その人に似合う髪型は100パターンくらいあるらしいので(そんなに!)、「似合う髪型」より「なりたい髪型」の方が大事だそうです。そして「稼げる髪型」「恋に落ちやすい髪型」「仕事ができる髪型」もあるのだとか。自分がなりたいイメージをしっかり持って、その髪型に合わせていけば、なりたい自分になれるそうです。

そして、髪と色恋の関係性。隣にいる相手から見えている自分は、ほぼ髪…そうでした。盲点でした。しかも髪の毛がキレイな女性は「生まれつきキレイ」に見えるのだそう。髪、キレイだね、というのは、最高の褒め言葉なのかもしれないです。さらに、やはり最強にモテるのは「女子アナヘア」。女性からみるとあざとくても、モテたいなら女子アナを目指すのが一番早いということでしょう。

そして「髪に記憶が宿る」というお話。昔から、失恋すると髪の毛を切るってよく言いますが、それは理にかなっているとのこと。プレゼントを捨てたり、引越しをするより、よっぽど髪の毛を切る方が効果的だそうです。少し落ち目の女優さんが、髪型を変えて再ブレイクするという例が出ていて、妙に納得しました。失恋して髪を切るとか古いぞ、と思わずに試してみて、と書いてあって「髪の断捨離」という表現が、とても新鮮で面白かったです。 

もうひとつ。髪の毛で年齢が変わる…白髪はもちろん、ボリュームとかツヤとかのお話です。白髪ってなんで一本あるだけで、あんな急激に年老いて見えるんですかね(怒)だけど、白髪染めにショックを受ける必要はないとあって安心しました。「白髪染め」「グレイカラー」っていう言葉の響きにがっくりしてしまうんですが、思っているほど普通のカラーと変わらないそうなので、自分が気がつかないうちに、既に美容師さんが使っていたというお話もあるそうです。白髪染めを気にする必要はないけど、白髪は気にしてケアすれば、キレイでいられるよ、という言葉に勇気をもらいました。

 

印象に残ったのはこちら

  • キレイになりたいと思ったら、最初に手をつけるのは髪
  • 顔が50点、髪が50点
  • 美人っぽい雰囲気を作るのは髪
  • 髪ならブスでも褒められる
  • 就活ではロングをやめる
  • なりたいスタイル写真は3枚以上美容師に見せる
  • 美容師選びは婚活と同じようなもの


オススメするのはこんな人

  • イメージチェンジしたい人
  • 服装やメイクばかりに気を使っている人
  • 白髪が気になりはじめた人
  • 自分を変えたいと思っている人

イメージチェンジをしたい時、服装を変えようと思っても、持っている服全部を変えるにはお金がかかる。メイクを変えようと思っても、技術が伴わないと難しい。でも髪型を変えるのは、結構簡単に出来る。確かに一番手っ取り早いのかもしれません。そんな人は、一度読んでみると面白いと思います。あとは白髪が気になりはじめた人。気にすることないんだ!と思わせてくれます。

 

個人的満足度★★★★☆

髪が大事!というのがとてもよく分かりました。イメージを変えるのも、人の印象を握っているのも髪である理由をたっぷり教えてくれます。内容は分かりやすく、取り入れやすいと思いますが、説明が文章が多く、イラストや写真でもう少し具体的に見たかったな、ということで星4つ。

最後の最後に「髪はほぼ、生命力」というページがあったのですが、その数ページでぎゅっと心を掴まれました。医療用のウィッグのお話と、亡くなる前に髪を整えようとする女性のお話でした。「女の髪は命」というのは、真理をついたとても深い言葉なんですね。このお話を読むことができただけでも、この本に出会ってよかったと思います。