本日も感想文

読んだこと、観たこと、聴いたことの覚え書き

必要なのはコスメではなくテクニック 長井かおり

売れているメイク本として、多くの本屋さんで、長い間美容コーナーに平積みになっていたこの本。いいのかなあ、と思いながら、ずっと横目で見続けること半年ほど。ファンデーションがなくなったのをきっかけに、読んで実践してみようと思って購入しました。

 

ざっくりなあらすじ

  • スキンケアで大事なのは手つき
  • ベースメークを制すれば、化粧直しの必要はない
  • 目を大きく見せるのはコスメじゃなくてテクニック
  • 眉は思い出せないぐらいがちょうどいい
  • 高感度の全てはチークにある
  • おくれ毛を愛する

 

著者の意図は?

ヘアメイクアップアーティスの著者は、モデルや女優のヘアメイクを担当するだけでなく、メイク講座で3000人以上の人にメイクを教えてきた方。その経験からコスメの特集はあっても、テクニックの特集はないことに気がつき、「メイクのテクニック」を身につけてほしいとのことで、この本を書かれたそうです。

 

超個人的感想

はらはらと、目から鱗が落ちました。まず一番驚いたのは、この本のモデルさんが、全部違うメイクに見えるのに、なんと同じだった!ということ。まずはそこからびっくりしました。そして著者はメイク教室で生徒さんに教えるときに、たったひとつのパターンしか教えないのだそうです。顔型、シーン、年齢などに合わせてたくさんのメイクパターンを紹介する本や教室が多いなか、この本も教室もメイクパターンはひとつだけ。それは「顔のパーツが最高にキレイに見えるメイク」だけ。それさえ身につければ、おのずと最高の美しい顔が手に入るとのこと。

今まで、いろんな雑誌で見てきた「オフィスメイク」とか「パーティメイク」に踊らされてきたのだろうかと思ってしまいます。だけど確かにシーンに合わせていろいろメイクを変えようとすると、失敗するのがよくある話。うまく使いこなせていない道具を使ってみたり、買ったけどそのままになっていた少し派手なアイシャドウを塗ったらえらいことになった、というのは誰でも経験があるんじゃないでしょうか。

だけど、著者はひとつのメイクだけ覚えればいいというのです。しかも三ヶ月かけて。毎日の朝のメイク時間をトレーニングと考えて、三ヶ月毎日練習すれば、ひとつのメイクならプロ級になれるとのこと。そう言われて、なんとなく納得した私は、よしやってみようと思ったんです。

よく読んでみたら、ものすごく細かいです。化粧水の選び方や、つけ方。きちんと塗れているかのチェック方法まで教えてくれて、これ一冊の通りにやればいけるんじゃないかと思います。紹介されているコスメも、高いものもありますが、プチプラもありで、チャレンジしやすいお値段だと買ってみたくなります。一歩が出やすいんです。

ただ、自分の今までのメイクはなんだったんだ、という反省やら切なさを感じるのも事実です。まだ残っているコスメが、実は微妙で使えないかも、と思うとしょんぼり。だけどどうせだったら頑張りたい、とのことである程度そろえました。プチプラで。そして本の通りにやってみたのですが、いかに自分が今まで意味ないことをやっていたのか、と気付くと凹みますね。だけどこれはいいチャンスと考えて、これから毎日練習していきたいなと思います。

 


印象に残ったのはこちら

  • 目を開けたまま化粧水を塗ると、目尻のシワが消える
  • 顔全体に均一に塗らないと、テカリに変わる
  • 下地は必要なところにだけ塗る
  • ファンデは迷わず暗い方を選ぶ
  • ファンデーションは頬にだけ塗る
  • 必要な箇所に必要なものだけ塗る
  • アイシャドウはブラウンのみ
  • 分け目は毎日変える

 

オススメするのはこんな人

  • メイクが苦手な人
  • メイク崩れが気になる人
  • 自分に合ったメイクが知りたい人
  • キレイだねと言われたい人
  • 好感度が高い顔になりたい人

メイクが苦手な人はもちろん、著者の教えてくれるメイクが、メイク崩れがしにくい方法や、好感度の高い顔になるメイクだったりするので、いろんな年齢、いろんなお悩みの方に合うと思います。自分に合ったメイクがわからない、どれを選んだらいいのかわからない人もオススメです。

 


個人的満足度★★★★☆

このメイク方法を身につけたら、どんなシーンでもどんな場所でも大丈夫になるというのはとても心強いです。実際に、このメイクをしようとすると、工程や注意点が多く、覚えるまでは時間がかかると思います。紹介しているコスメも、持ってないと思うと挫折しそうになりますが、実はそんなことは関係ないのかもしれません。顔のパーツがキレイに見えるメイクをすれば、その人が美人に見える。しかもそのメイクテクニックは毎朝磨かれ、自分をよく見せる方法を自分で分かってくる。毎日の繰り返しって、積み重ねればすごいことになると思うので、信じて三ヶ月やってみようかなと思います。

その頃にはこのメイク方法マスターぐらいにはなりたいな。まずはひとつずつ、毎朝メイク時間を30分ずつ早くして、練習の時間を確保して、テクニックを身に付けたいと思います。