行ってまいりました!TEAM NACS第16回公演、3年ぶりの舞台(実際には2年半ぶり)「PARAMUSHIR」。愛知県東海市の東海市芸術劇場 大ホール。初めて行ったホールでしたが、とてもキレイなところでした。
前回の第15回公演「悪堂」の時、愛知県の会場が名古屋市公会堂で、とても歴史のある素敵な会場でした。でも古いだけに座席がめちゃくちゃ狭く、足がとても窮屈で椅子幅も小さかったのが記憶に残っています。それから前回は真夏のお盆前の暑い時に、築80年以上の建物の中で観る舞台は、結構な暑さだったんですね。NACSの5人は汗だくで、カーテンコールの話もほぼ「会場が暑い」「北海道人にこの暑さはきつい」だったような気がします。
しかし本日は真冬。風がものすごく強い晴空でした。会場は新しいのでキレイで座席も座りやすい。1階の後ろから2列目だったのですが、とても観やすいいいホールでした。
ざっくりなあらすじ
1945年8月15日。この日、日本は無条件降伏を受け入れた。
しかしその後。突如としてソ連軍の大部隊が、武装解除した孤島に攻め入ってきた!気持ちをもう一度奮い立たせ、再び銃を持つ兵士たち。彼らが立ち上がらなければ、北海道は二分されていたかも知れない。
日本最後の戦いの司令部があった「幌筵島」。私たちはまだ、その島の名前さえ知らない。
舞台内容に関する個人的感想
基本ネタバレなしのつもりですが、気になる方はお気をつけください。
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始まった途端、音楽を聴いただけで、おおお!リーダーの演出だ!と感動しました。NACSの舞台はリーダー作・演出が好きなので、久しぶりにそれを感じてドキドキ。そして私はなんの予備知識もなしに観に行ったので、5人の後にアンサンブルの方々がいて、ああ、これかと少し残念な気分に。私、5人での舞台が好きなんですよね。アンサンブルの方々がいると、迫力も出るし、いろいろな演出ができるのは分かるのですが、5人の空気感が大好きなので。でもそんなことも始まるとすぐ忘れました。迫力満点だったのはアンサンブルの方々がいるからと思ったので。
テーマが暗く、知らない歴史の物語なので、観ていると悲しくなってきます。でもそこはNACS。5人だけで舞台の上にいる時には、いつものわちゃわちゃの空気に包まれていて、ホッとする瞬間を作ってくれていたので、落ち込まずにいられました。
だけど、北海道に対するリーダーの愛情、その時代の人たちの決意、名も知らない人たちが何を思って戦ったのか。お話が進行していくごとに、胸が苦しくなって、最後には泣いてしまいました。最後の最後に安田さんが舞台の上で一人、独白する場面がありますが、戦争を経験した方々は、同じように感じていらっしゃるのかもと思ったら切なくなりました。その人たちが流す涙と、私が流す涙はきっと種類が違う。そうだとしてもその涙の理由は、後世に残す必要があると思います。歴史上の事実でも、ノンフィクションだったとしても、どんな形でも。戦争だけでなく、北海道の歴史についてももっと知りたくなったこの舞台。観ることができて本当によかったです。
カーテンコール私的覚書(ニュアンスでどうぞ)
◇音尾さん
本日はどうもありがとうございました。愛知県東海市、あいうえを作文を披露したいと思います。コンディションによってはおかしな話になることがあります。TEAM NACSであいうえお作文「東海市」 まいりましょう!
得意げ、超得意げ(笑)しかもめちゃくちゃ嬉しそう。音尾さんが「あいうえお作文」と言った瞬間、大泉さんシゲは下を向き、安田さんは宙を見上げ、リーダー固まる。ニヤニヤ顔が止まらないお父さんのあいうえお作文は。
音尾「それでは私から。【東海市での公演は】」
◇大泉さん
今日はありがとうございました。お前、札幌から場所代われ(音尾さんに向けて)あっちいけよ(リーダーの立ち位置を指差す)
ネットで情報も入っている人が多いのか、タオルを持っている方が多いですね。もう泣いている方も多くて、「おおおお」(顔を覆いながら泣きマネ)と泣きすぎて、舞台見てない人もいますからね。また愛知県にはいつになるかわかりませんけど、来たいと思っておりますので、よろしくお願いします。
ええーと、ええー(と言いながら体をクネクネし、あいうえお作文を考える大泉さんにメンバーわらいをこらえる。音尾さんニヤニヤ)
それでは東海市の「う」・・・・・【う、うまいものばっかりだったなあ。うまいものばっかり、うまいものばっかり、うまいものばっかりだったなあ】(壊れた大泉人形。結局周りに止められて終了)
◇シゲ
東海市の「か」・・・【帰ろっかなあ】(会場爆笑)
昨日の話なんですけど、止まっているホテルが壁が薄いんですね。隣の男女の声が聞こえたりして、うーんと思っていたんですが、今日で最後だからいいかと。でその逆からすごい大きな音楽が聞こえるんですよ。隣の部屋こいつ(安田さん)なんですよね。起きているなら飲もうと思って電話したら、「あ、すみません、音大きかったですよね」と言われたので、一緒に飲まないかと。そしたら「お待ちしております」って言われて、部屋に行ったら、マネージャーと二人で飲んでたんです。最後はもう一人のマネージャーも来て、4人で飲んでたんですけど、例のごとく飲みすぎて、起きたらベットの中でした。どうやって帰ったか、まったく覚えておりません。
◇安田さん
僕は最後までしっかり覚えてますよ。大した量は飲んでないんですけどね。僕は部屋にいるときはだいたいバスローブなんですけど、バスローブで野菜スティックなんてかじりながら、レッドワインを飲んでおります。その写真をCUE DIARYにでもあげますので見てください。〇〇なうに使っていいよ、みたいに。バスローブでレッドワインを飲んでいたんですけど、気がついたらプロレスしてたんですね。で、朝起きたら乳首が痛い。マネージャーに聞いたら「ずっと乳首つねってました」と言われました。
あいうえお作文ですが、「東海市の公演では、うまいものばっかりだったなあ。」まずここがおかしい!次につなげようという気持ちがない。そして次はもっとひどい!「帰ろうかなあ」って。残された我々(安田森崎)のことも考えて欲しい。いや、僕はまだいいですよ。lこの人(リーダー)の緊張と言ったらないですよ。(さらなるプレッシャー)
あいうえを作文ですが、東海市の「い」【いや、いつも、いつでも】ありがとうございました。
◇森崎さん
おい!俺はものすごくハードルを上げられたぞ!(安田さんに抗議)大阪、から始まって愛知、次は僕たちの本拠地札幌です。愛知の最終日。浮き足立ってはダメだと思って、アンサンブルのみなさんを集めて言ったんです。「気を抜かないで、ひとつひとつセリフを丁寧に、心を込めて」と。そう話した僕がですね、どうしても台詞が出てこなかったんです。そんなに深刻なシーンじゃなかったのでまだよかったんですけど、噛んでしまいました。アンサンブルのみなさん、ごめんなさい。そしてお客様
東海市の「し」【失礼いたしました!】
【東海市の公演では、美味しいものばっかりだったなあ、帰ろうかなあ、いやいつもいつでも、失礼いたしました!】ありがとうございました!
拍手が鳴りやまず、カーテンコール3回目。
森崎さん
「カーテンコールありがとうございます!とても嬉しいんですが、実は飛行機の時間が迫っておりまして。北海道は天候が荒れているようで、雪かきを僕の息子2人が代わりにやっているんです。帰って雪かきをしてやらなければ。また愛知県にいつになるかわかりませんが参りますので、そのときは見に来てください。それから東京千秋楽の4月1日もライブビューイングをやります。全国の映画館でやります。今日の舞台と違ってカメラでアップも見られるようですので、また今日とは違う楽しみを味わっていただけると思います。今日は本当にありがとうございました!!」
超個人的ポイント(※ストーリーとは関係ありません)
- リーダーの書く大泉洋はいつでもかっこよくて少しナーバス。好きすぎる!
- リーダーの書くシゲは、いつも子供っぽくてカワイイ
- そんなシゲを大好きな4人。ちょいジェラシー、しかしカワイイので仕方ない
- リーダーの書く安田さんは、いつも孤高の存在。でも心の中は熱い
- それがなんかセクシーなのであります。そして暗い過去を背負う男が似合う
- リーダーの書く音尾さんは、いつも舞台中に一番大きく成長する存在
- 声が本当に通る。なんていい声なんだ!
- リーダーの書くリーダーは、リーダーそのもの。愛しかない
- 大泉さんのスタイルの良さに、いつもの通りやられる
- 兵隊の制服ごちそうさまです
- 足の長い大泉さんのスタイルを際立たせてくれる、素晴らしいアイテム
- そして脱ぐ。なぜか脱ぐ。泣くと脱ぐ大泉万歳
- 本当に脱いでしまえばいいのに
- 立ち姿が本当に素敵なんだぜ、洋ちゃん(涙)内股好き
- ハーモニカ下手のシゲを抱きしめたい
- 不幸話を笑って話すシゲを抱きしめたい
- 子供っぽいけど、親になった(舞台、現実ともに)シゲに時の流れを感じる
- 凄惨な過去を持つ安田顕は、色気がだだ漏れなのであった
- なぜかいつも戦車の上にかっこつけて座る安田顕
- 安田さんの好きな映画はモダンタイムス、元映画技師、設定男前すぎ
- ライフルを構える大泉さんがアイアムアヒーロー!!!!!!
- あああ!かっこいい!大泉さんかっこいい!ライフルと相思相愛!
- フラッシュバックするゾンビたち、そして英雄
- 家に帰ったらアイアムアヒーローおかわりコース
- ライフル+大泉洋=ごちそう
- シリアスな場面なのにすみません。だけどライフル大泉が好物すぎて
- 洋ちゃんがもう一度、ライフルと共演してくれないかと妄想するのです
- アイアムアヒーロー続編はまだですか?
- 私は信じて待っています
- 最後には覚醒する音尾さんが急に男前でびっくり
- リーダーにはどんな時でもついていきたいと思うのです
- シゲ、君は生きるんだ
- 5人の最後のお辞儀が、いつも本当に大好きなんだ
- 洋ちゃんの両手をももにピッタリくっつけたお辞儀にキュン
- カーテンコールでピースサインのシゲが世界一カワイイ生き物に見えます
- リーダー!戦車にも拍手を!が素敵です!
- 最後の最後に大泉大先生から両手投げキッスをいただきました
- 全世界の子猫ちゃんたちがこぞって欲しがる大泉洋投げキッス
- その一人は私です
- その瞬間、子猫ちゃんになるのです
- 「きゃっ!」と心の声が出てしまい
- 隣の友人に気付かれ笑われましたが、それで本望なのであります
- 大泉洋が大好きだ!
- 5人が大好きだ!
- TEAM NACSが大好きだ!
最後に
今回もNACSを生で見られて本当によかったです。チケットが当たったことに感謝!そしてNACSを見られる時代に生まれたことに感謝!また次の公演も見られますように。愛知県に来てくれてありがとう!