本日も感想文

読んだこと、観たこと、聴いたことの覚え書き

シンプルに生きる ドミニック・ローホー

部屋がやっぱり片付かないので、そういう時はこういう本が気になります。「ものやこころの重荷はさっぱり捨てて、今という時を十分位堪能して生きる。これが幸せに生きる秘訣」とあったので、「もの」だけでなく「こころ」にも意識を向けようかと。

 

ざっくりなあらすじ

  • 本物しか残さない
  • シンプルがあなたのスタイルを磨く
  • 幸せを呼び込む家
  • ものが減ると幸せが増す
  • お金を甘やかさない使い方
  • かけがえのない時間のすごし方
  • 美しいからだをつくる
  • 根本からボディケア
  • 身もこころもダイエット
  • 私の夢をイメージする
  • シンプルな自分になる
  • ストレスからの解放
  • メンタルコントロールの実践
  • 人間関係でいちばん大事なこと
  • エネルギーを満たす
  • 十分は十分

 

個人的感想

内容が思った以上に多岐にわたり、持ち物、家、体、心、人間関係など、自分の周りのすべてのことをシンプルにしましょう、という本でした。それぞれの分野に分かれて、平易な言葉で端的に書かれています。言っていることもとてもシンプルで、基本的なことが多いです。だけど、やっぱりこの「基本的なこと」がなかなかできない。

そして、お掃除の本も、心の本もそうですが、やっぱり「ものを少なく」というのは基本なんですね。必要なものを必要なだけ持つ。多くは持たない。シンプルに。そぎ落とす、というのがこの本の根本的な考え方なのだと思います。著者は海外の方ですが、日本の持ち物やわびさびについても言及もあり、日本びいきの方なんんだなと思いました。今の日本で「清貧」なんて言葉、ほぼ聞かないですが、著者はそういう考え方を理想とされているのだと思います。

食事や家の中のことについては、海外の方なので、日本とちょっとずれているところがあります。日本の本であれば、おそらく「和食が基本」となるんでしょうが、「プロテスタント宗派の食事」とあって、外国的だなと思いました。味付けにハーブのみ、というのもありましたが、日本食では想像もつかないので、そこは基本の和食に立ち返ろうと思います。

あと、おもしろかったのは「ボディブラッシング」。初めて聞いたのですが、ブラッシングをするためのボディブラシがあるそうです。やり方は、ボディブラシで肌もブラシも乾いた状態のまま、5分ほど身体をブラッシングするとのこと。まず下半身、足の指から鎖骨に向けて、上に上がっていくようにブラッシングするのだそうです。常に身体の先端から、心臓に向けて円を描くような動きで行います。そしてその後で身体を洗うそう。お風呂に入る前にやると、効果的なようです。

これがなんと、身体の老廃物を流し、リンパの滞りをよくし、血行が良くなって、結果的にダイエットにつながるかも、とのこと!これって、昔のおじいちゃんとかがやっていた乾布摩擦の海外版じゃないだろうか。どの国でもおじいちゃんおばあちゃんがやっていることには、意味があるんですね。しかし「乾布摩擦」というとやる気はしないのに「ボディブラッシング」と聞くとオシャレな気がしてしまう不思議。ボディブラシを検索してみたら、やる気がわいてきたので、購入も検討したいと思います。

  

おススメするのはこんな人

  • ものを減らしたいと思っている人
  • 身軽に生きていきたいと思う人
  • 余計なものを持ちすぎていると思う人
  • シンプルな暮らしがしたいと思っている人

ひとつひとつの項目は少ないですが、わかりやすくやる気にさせてくれます。具体的な方法論というよりは、根本的な考え方の本。方法も必要ですが、まずは心からという方にはおすすめです。また、ものだけでなく、心や身体についても書かれているので、ただ掃除したい!断捨離したい!意外にも、すっきりした暮らしを望んでいる方は、一度読んでみると参考になると思います。

 

個人的満足度★★★★☆

読みやすくて、わかりやすい。ボディブラッシングというおもしろい発見もあったので星4つです。だけどいつものことですが、実践ができるかどうか。そして日本のことをとても褒めてくれているのですが、今の日本は欧米寄りの生活になってしまっているので、ちょっと違うなあというところもあり。ただそれゆえに、昔の日本人の生き方について、少し勉強してみたいなと思いました。